メッセージ 代表取締役 湯田圭一

  水戸市内原町で約50年続けている有限会社ストアー谷津様。以前から事業拡大と設備拡張を検討していました。普段から親交のある当社に、土地購入から新工場完成までご相談いただきました。

7つの理念

【地元での新工場にこだわり】
湯田)以前から親交のあったストアー谷津さんから、設備拡張を含めた工場新設の相談を東日本大震災前に受けたのが切っ掛けでした。
谷津)先代から会社を引き継いだのが震災前でした。その頃からニーズに応えられるよう設備等の拡張を考えていて、今の場所では広げていくことも難しく移転を含めて相談しました。
湯田)震災後に一旦お話しが止まってしまったのはありましたが、改めて土地の提案等を再開しました。当初は、法規制の厳しい内原地区以外の場所を提案していましたが「地元が好きで、内原地区でw新工場を建てたい」と強い意向があり、面積が確保できそうな情報が入手できたので、ストアー谷津さんからさほど遠くない土地のご提案をいたしました。
谷津)地元の環境・資源を活用していきたいと考えていました。同時に働く環境の整備やHACCP(ハサップ)の促進も念頭にありました。

代表取締役 湯田圭一

【トータルコーディネート】
湯田)地元で新工場を構える上で場所の検討も大事でしたが、候補となる土地所有者様との交渉や周りの方などとのお話合いにも時間をかけました。事業をしていく上で同じ地域の方とのつながりは大切だいと考えています。
谷津)自分の勉強不足もあって、簡単には進まないんだというのを感じました。同時にそれだけクリアーしていかなければならない事が膨大にあって、信頼できる方と一緒でないと進めていけないと感じました。建物や設備の事なら図面や仕様を見てイメージできますが、土地や土地が活用できるまでの許可申請、それらに付随するものはまったくと言っていいほど分からない状態でしたので、携わる方の話が分かるように勉強していく日々でした。
湯田)土地関連だけでなく、設計や建築といった一連の流れの中でそれぞれのプロの方にお願いする。その為にはそれぞれの理解が必要で「土地の事が決まったから終わり」ではなく、その上に建つ建物や駐車場・敷地までの道路などトータル的にご提案をさせていただきました。
谷津)ユーハイムは「トータルコーディネーター」を謳っていますよね。まさにこれがそうなんだと実感しましたね。湯田さんとは目的や要望を事前にしっかりと共有させていただいていたので、土地の契約を締結して完了ではなく、建物が建って稼働するまで一貫して関わってもらいました。

代表取締役 湯田圭一

【イメージ】
谷津)一般的な不動産屋さんは、アパートや駐車場などを賃貸する仲介業のイメージが強いですが、湯田さんの取組みを間近に見ていると、トータルコーディネートというのは土地を売ったり貸したりだけじゃなく、相談を受けてから住む・稼働するまでとその先まで、そして地域の人たちのことまで考えて提案してくれていると感じました。自分の事業は精肉・加工を中心に扱っていますが、それらの調理法から肉以外にも野菜や調味料などトータル的に提案できることもあって、その考え方と似ていると感じました。
湯田)部分的な携わりではなく、相談を受ける入口から完成後の出口まで一貫して、土地売買から建物建設、お引越しまで、それぞれの仕事で関わる専門の方がいて、お客さまはもちろん、関係者同志の潤滑油的な存在になることができるよう、どんなことでも頼られる会社でありたいと考えているからです。企業誘致なども手掛けることがありますが、自社の判断だけでなく、各専門家へ情報提供を依頼したり、お客さまを直接ご紹介することで、問題解決の糸口を紐解いていくことができます。
【今後について】
谷津)働く人にとって良い環境であるようにしていく。建物ができたから終わりではなく、働く人の環境から提供する商品の品質までこだわり、この地元でお客様のニーズに応えられる仕事をこの新工場でやっていきたいです。
湯田)今まで手掛けた数々のお取引事例を参考に、個人、法人を問わず、出来る限り地域に溶け込んでいただけるようなお手伝いをさせて頂きたいと考えております。『携わる物件の地域を豊かにし、資産形成の改善を図ること。』というテーマを念頭に、土地・建物の活用に困っている所有者様の手助けをして参ります。