ユーハイムのブログ

【いえづくり】建築豆知識シリーズ~断熱~

みなさま こんにちは。

ユーハイムから建築の委託を受けている久米です。


前回までは、建築の歴史に関する内容でしたが、

今回はここ最近のお話をさせて頂きます。


家を建てるにあたり、

人それぞれ色々な部分にこだわりがあるかと思います。


「カッコイイ家」

「明るい家」

「快適な家」


・・・・・などなど。


その次に聞くのが「暖かい家が良いですね」

「寒い家が良いですね」とは聞いたことがありません。

夏は涼しく、冬は暖かく。


そこで今回は、

快適さを求めるのに重要な「断熱」についてお話させて頂きます。


断熱 家の中の熱を逃がさず冷暖房の効率を良くする工事。

今は色々な工法があります。


「外断熱工法」 「ウレタン吹付け断熱」 ・・・・・

ひと昔前は、「グラスウール充填断熱」が主流でした。


なぜ、工法が変わったかと言うと断熱性にプラス「気密性」が加わった結果、

工法が変わったと言っても過言ではないでしょうか。


折角、冷暖房で室内環境を良くしようとしても、

隙間だらけでは暖かい空気や冷たい空気が、

みんな逃げてしまいますよね。


いかに隙間なく断熱できるかがカギになってきます。


では、何の工法が良いのですかと聞かれても、

各メーカーさんなりの営業トークで薦めてくると思います。


そこで、私なりのメリット・デメリットについての考え方、

こっそり教えちゃいますね。


まず、「外断熱工法」  

【デメリット】
 施工を大工さんが行うので品質(気密性)にばらつきがでる。
 (技量で差がつく)

【メリット】
 壁内が空間になるので、ニッチ棚等有効に使用できる。


「ウレタン吹付け断熱」

【デメリット】
 壁内に充填するので電気配線等の変更・壁内の有効活用ができない。

【メリット】
 専門業者が施工するので、品質のばらつきが少ない。


とこんな感じになります。


ご理解いただけましたか?


さらに、換気設備も重要になってきますが、

キリがなくなってしまうので、

今回はこの辺までにしておきます。

快適指数を上げるうえで断熱は、

とても重要になるので、

みなさん気にして頂きたい項目です。


それではまた。

2018-02-04

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